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生産者紹介(玉ねぎ・晩柑・グレープフルーツ) 

4月中旬から6月にかけて販売している玉ねぎ・河内晩柑・グレープフルーツ・完熟甘夏の生産者をご紹介します。


金田一充章さん・59歳


おいしい玉ねぎとグレープフルーツの生産者の金田一さんです。グレープフルーツを始めたのは10年ほど前のことです。無農薬で柑橘を作ってみたくなり、「奥さんも僕もグレープフルーツが好きだったので」とグレープフルーツ栽培を始めた金田一さん。玉ねぎは、育苗期の秋雨が大雨続きとなり、軟腐病という病気が発生し、苗が次々と枯死していきました。止む無く、JAの指導を仰ぎ、スターナという殺菌剤を一度散布しました。それ以降は定植後、重曹液、3月になってからボルドーの散布で維持しています。

・玉ねぎ
<施肥>7月牛糞堆肥、石灰窒素(苗床)、10月:水俣市民の生ゴミから作られた堆肥、石灰(エンリッチ)、JAサラタマ専用肥料
<農薬散布>9月:スターナ、11月:重曹液、3月:ボルドー
・グレープフルーツ
<施肥>5月、11月:尿素、苦土石灰、油粕、骨粉、
3月:牛糞堆肥
<農薬散布>なし


新田九州男さん・80歳 康晃さん26歳

新田さんの果物がおいしい理由は、なんといっても自家製ボカシ肥料だからです。 
グレープフルーツも河内晩柑も、去年は寒波の影響で思うような出来ではありませんでしたが、今年は異常なく越冬して一安心、です。夏の干ばつで少し小玉傾向ですが、味はいいそうです。九州男さんは、昔農協に勤めていたころ自分でみかんを始めました。みかんを植える山を購入したのは九州男さんが20代の時の話です。そのみかん山で孫の康晃さんとみかんづくりをしています。

・河内晩柑
<農薬散布>マディック(落下防止剤) 
<施肥>2月、5月、10月:自家製ボカシ肥料(魚粉、焼成骨粉、絞種粕、米ぬか、天然苦土)
・グレープフルーツ
<施肥>2月、5月、10月:自家製ボカシ肥料
<農薬散布>なし 

福島 雄治さん 58歳

新しい樹や方法を積極的に取り入れ、試行錯誤しつつみかんを育てる福島さん。アイデアマンで施肥や減農薬もいろんな工夫をこらしています。福島さんの無農薬、完熟甘夏、マーマレードにも最適ですよ。福島さんは、お父さんが昭和30年代からみかん作りを始めた2代目です。10アールあたり2~3トンも堆肥を入れ続け、良い土を作って元気な甘夏を育てています。農薬は有機JASにおいても使用可能な石灰硫黄のみを使用します。

・完熟甘夏
<農薬散布>なし
<施肥>8月:牛糞
・河内晩柑
<農薬散布>4月:石灰硫黄
<施肥>8月:牛糞


畠山 豊さん 61歳

畠山さんは水俣のすぐお隣、熊本県境を超えた鹿児島県出水市の生産者です。
ここ数年は、体調がすぐれず畑仕事ができない日が続きました。「人間が不調なら作物も不調になるごたる(ようだ)」と笑いますが、安心への熱心さは人一倍。土の力を信じて、おおらかに育つのを待ちます。今年のサラダ玉ねぎは、例年よりもさらに肥料を減らして挑戦しました。「出来はまだわからん」とのことですが、現在すくすくと育っています。

・サラダ玉ねぎ
<農薬散布>なし
<施肥>12月:鶏糞、米ぬか
・グレープフルーツ
<農薬散布>なし